キリン

構成や個体数が変動する繋がりの緩い10 – 20頭程度の群れで生活している。
19世紀から20世紀初頭では20 – 30頭の群れの報告例があるが、2000年代以降は群れは平均6頭以下とする報告例もある。

セレンゲティ国立公園での800日間にわたる観察では、群れの構成が24時間以上変わらなかったのは2例のみだったとする報告例がある
。メスの行動圏は約120平方キロメートルに達し、オスの行動圏はより小さいが、群れに含まれず単独で生活する若獣のオスであればより広域となる。
行動圏内で主に活動する範囲は中心部に限られ、外周円状に緩衝地帯があると考えられている。

行動圏が他の個体と重複した場合は、それらの個体と群れを形成する。

主に薄明薄暮時に採食を行い、昼間は反芻を行う。
通常は直立したまま休息や睡眠を行うが、安全が確保されていれば2 – 3時間にわたり座って休むこともある。
前肢と片方の後肢を内側に曲げて地面に座り、眠りが深くなると首は丸めて体に乗せる。
1日の睡眠時間は諸説あるが、眠りが深くなった姿勢をとるのは1日に3 – 4分、長くても10分とされる。
食物の葉から摂る水分のみで、水を飲まなくても生きていくことができるため、アフリカに住む他の草食動物と異なり、乾季になっても移住をしない。
時速50 – 60キロメートルで走ることができる。ほとんど鳴くことはないが、唸り声や鼻を鳴らす声など様々な声を出すことはできる。

食性は植物食で、主にアカシア属・シクンシ科などの木の葉、若芽、小枝などを食べるが、果実や草本を食べることもある。

ゴリラ

体長オス170 – 180センチメートル、メス150 – 160センチメートル。体重オス150 – 180キログラム、メス80 – 100キログラム。毛衣は黒や暗灰褐色。
出産直後の幼獣は体重1.8キログラム。オスは生後13年で背の体毛が鞍状に白くなり、シルバーバックと通称される。生後18年で後頭部が突出する。
ゴリラは血液型を有するが、これはABO式血液型などのヒトの血液型と比較できるものではない。

多湿林に生息する。国土の80 %以上を熱帯雨林が占めるガボンでは、ニシゴリラの基亜種が国内のサバンナを除く
環境すなわち海岸の低木林・一次林・二次林にも生息することが判明している。生息密度は主に1平方キロメートルあたり1頭だが、コンゴのニシローランドゴリラ個体群では
湿地での個体密度が1平方キロメートルあたり5頭に達することもある。昼行性で、夜間になると日ごとに違う寝床を作り休む。
10 – 50平方キロメートルの行動圏内で生活し、1日あたり0.5 – 2キロメートルを移動する。

亜種や地域によって変化があるものの社会構造は端的にいえば、単独のオス、オス1頭とメス複数頭からなる群れ、複数の雌雄が含まれる群れ、からなる。
オスが成体になっても群れに残る傾向があるマウンテンゴリラを除くと、複数の雌雄が含まれる群れを形成することは少ない。
オスの幼獣が産まれて成長すれば複数の雌雄が含まれる群れとなるが、通常は父親が後から産まれたオスが群れのメスと交尾しようとすると威嚇し
交尾を抑制するために後から産まれたオスは群れから離脱してしまい、オス1頭とメス複数頭からなる群れに戻る。
群れのオスが死亡した場合には、後から産まれたオスが群れを引き継ぐこともある